うちやま料理ものがたり
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第12回 食事とお酒について
 

すっかり秋も深まり、コートとマフラーが手放せなくなる季節になりました。
巷では、松茸に代表されるキノコ類や温かい鍋料理、クリスマスの装いも目に付きます。

今回は、先日行われた社内での「ソムリエコンクール」そして”ボジョレー・ヌーボー解禁”にちなんで、食事とお酒についてお話します。
今でも、ワインと言うと少し難しい飲み物、高価なイメージもありますが好みの世界ですから、人それぞれで良いと思います。
色を見て、香りを嗅いで薀蓄を語って・・・・。それよりも美味しく楽しいことが一番です。もちろん、深く知ればさらに美味しさが倍増することもあります。

日本の食文化の中では、お酒を飲むことと食事は別々に捉えられているように感じます。食事中も静かに黙って黙々と・・・。
ヨーロッパでは、ワイン(飲み物)も食事の一部であり、当然おしゃべりも弾みます。お酒の量と共にテンションも上がり、盛り上がると言う感じです。料理とワインの相性にもコダワリ、地域性も強く感じます。
最近の若い方々は、あまりアルコールを飲まない風潮のようです。酔っ払う失態が恥ずかしいとか、気分が悪くなるとか。
原因は、身体にもあるようでアルコールを分解する力も弱っているとされる報告もあるようですが・・・。

私自身は、ワインもお酒も大好きです。料理と共にいただくと、とても幸せを感じます。また、お酒を通じてサービスマンやお客様同士の触れ合いもとても楽しい気分にしてくれます。
皆さんには、特に料理人の方には自分自身の趣向だけの世界で生きていくのではなく、『たしなむ』という感覚でいろいろな世界を垣間見て欲しいですね。

自分自身がお酒を楽しめなければ、お酒と一緒に料理を楽しむお客様の気持ちはわかりません。味付けも然りです。料理の間合いや味のメリハリや愛称なども考えなければいけません。相性については、”マリアージュ(結婚)”という言葉で表現されるくらいです。

秋から冬は、食材の味わいが濃く、深みの増す時期です。お酒やワインと一緒に楽しむ絶好の時期です。ぜひとも、親しい人、日頃ご一緒できない方々と親交を深める機会を楽しんでください。

そんな機会を12月8日(月)名古屋で開催します。”プレステージシャンパーニュ ドン・ペリニョンがセットになったディナー”。詳しくは、ホームページでご覧下さい。

 

 
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