うちやま料理ものがたり
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第13回 夏に打ってつけの食材『スイカ』
 

突き刺さるような陽射しと体温を超える熱波の毎日です。

涼しいスーパーに入るとすぐに目に飛び込んでくる『スイカ』。真っ赤な情熱的な夏の風物詩、最近は甘さを示す糖度まで表示されています。
12度位が甘くて美味しいですね。
最近のスイカは、とても甘い物が多くなり塩を掛けて食べる習慣は薄れています。

スイカは、とても水分が多く更にカリウムと言う物質を多く含んでいます。カリウムは、余分なナトリウム(塩分に含まれる)を排出してくれます。
つまり、スイカに塩を掛けて食べても余分な塩分は身体の外に出してくれる作用があります。

暑い夏、たっぷりの汗を掻くから水分と一緒に塩分も不足しがちです。
だから、塩を掛けて食べることにも意味があるんです。
スイカは、身体を内側から冷やしてくれる作用もあるため”夏に打ってつけ”の食材なんですね。甘すぎるスイカは、美味しいですが糖分の摂り過ぎになり易いのでご注意!

塩は甘味を引き出す効果もあります。
昔ながらの食べ方と季節の食材には、人間が健康に過ごすための知恵が一杯です。
料理人もその事を忘れずに調理に励みたいものです。

 

 
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